変革期を乗り越える、力強いサーマル事業を目指して

生産管理
サーマル製造企画部
小鶴 隆史(Takafumi Kozuru)
2007年入社
中国と日本をつなぐ「中国スペシャリスト」として、自ら成長の機会を掴み続ける小鶴さん。国籍も職種も超え、サーマル事業のモノづくりを支える小鶴さんのCore(らしさ)とは?Core Discoveryチームが西尾製作所を訪ねました。

「製造現場の司令塔」として

─ 担当されている業務について教えてください。

カーエアコンやラジエーターといった熱製品を扱うサーマル事業部に所属し、生産管理を担当しています。生産管理とは、製品をいつ・どれだけ生産するかという計画の立案はもちろん、部品の調達から製品の出荷まで、製造の全てを滞りなく進める役割です。

─ 製造現場の司令塔みたいな役割ですね。

そうです。だからこそ、状況把握と判断を的確に行うことが重要になります。入社したての頃は、トラブルや納期遅れに動揺することもありました。経験を重ねていく中で、前もってリスクを想定した計画を立てたり、落ち着いて適切な判断が下せたりするようになりましたね。

肩書きではなく、自分という人間で勝負したい

─ 今回、「中国スペシャリスト」ということで小鶴さんを紹介いただきました。

ありがとうございます。これまで2度、中国で仕事をする機会を頂きました。もともと、「所属名や肩書きに関係なく、どこの国でも自分という人間として勝負したい」という想いがありまして。

─ それはどうしてですか?

学生時代、留学生と一緒に学ぶ機会があり、グローバルに通用する社会人になりたいなと。就職活動もその基準で会社を選びました。入社・配属後も先ほどお話した通り、トラブル時の適切な対処や対応の方向性づけ、社員に協力して頂くための折衝など、人としての信頼を大切にしてきました。

─ そんな中で、海外トレーニーとして中国で働くチャンスを掴み取ったわけですね。

はい。現地では、生産管理の業務に加えて、工場現場の改善を競うEF(Excellent Factory)大会に現地のメンバーとチャレンジしました。優勝を目標に、リーダーとして何をすべきか必死で考えましたね。日本での経験を活かしてアイデア出しをサポートしたりしました。


─ かなり綿密なコミュニケーションが必要ですね。

はい。当時は、まだ片言でしたが、中国語で直接やりとりをして…。

─ すごいですね。

ただ、結果としては2位に終わりました。本気で優勝を目指していたので正直悔しかったです。その時に、本当の意味でのコミュニケーションが出来ていなかったんだと気づきました。彼らも“日本からやって来た”私の立場や想いを汲んで、私を立ててくれていた。ただ、中国の製造現場固有の事情や、そこで働く彼らの本音は引き出せていなかったんです。

─ なるほど。

あくまでも現場の主役は、現場で働いている彼らです。先ほど「製造現場の司令塔」という言葉がありましたが、指示するだけではなく、一緒になって考えることも大切なんだなと学びました。

いざ、もう一度中国へ

─ 最近、中国語の語学習得に特化したプログラムにも参加されていたんですよね?
はい。トレーニーを終えて日本に戻ってからも、中国市場は拡大を続け、変化のスピードや競争が日に日に激化しています。デンソーそしてサーマル事業としても、さらなる事業拡大を目指す中で、現地の方々と信頼関係をより強固にする必要がありました。

─ 先ほどのトレーニーの経験が思い出されますね。

そうなんです。もっともっと語学力を上げて中国でのダイレクトコミュニケーションを究めたい。もう一度挑戦したいと思い、全社で募集していた中国人材プログラムに手を挙げました。語学の鍛錬に特化したプログラムで、非常に良い経験になりました。

変革期を乗り越える、力強いサーマル事業を目指して

─ これから、さらにどんなチャレンジをしていきたいですか?

調達・物流など前後工程の知識も身につけた上で、「サーマル最適」を追求する生産管理のスペシャリストになりたいです。

─ どんなところに課題意識をお持ちなのでしょう。

サーマル事業部は、歴史的にもデンソーの屋台骨ともいえる基幹事業です。これまで受け継がれてきた品質のこだわりと、困難があっても乗り越える“人のチカラ”が強みだと思っています。しかしそれがゆえに、時に「各工場最適」になってしまうこともあります。

─ なるほど。

工場同士を国や地域を超えて連携できる様につなげていく、トラブルがあってもより柔軟にカバーしあう。そんな姿を実現するための製造基盤をつくっていきたいです。

─ 素敵ですね、ありがとうございます。最後に…。インタビュー中ずっと気になっていたのですが、社員証に付けているそのバッジは何ですか?

サーマル事業のビジョンとして「The Core of Comfort ”OASIS”」を掲げていて、車内の“快適”を届けるのが私たちの使命です。事業部の仲間は皆このバッジを付けていて、品質にこだわりながら、新たな価値づくりに挑戦しているんですよ。(”車内をもっと快適に”する情報WEBサイト inJOY

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