大変革時代を生き抜くためにソフトウェアでモビリティの進化をリードする

開発
電子PFシステム開発部 部長
寺島 規朗(Noriaki Terashima)
1991年入社
学生時代は計測工学を専攻。入社後は研究開発部門に所属し、車内ネットワークをベースにした新機能開発に従事。当初はハードウェア技術者だったが、5年目よりソフトウェア開発に携わり、以降は電子システムの専門家としてキャリアを積む。現在は、クルマのソフトウェアの新たなプラットフォーム構築を指揮。

CASEに代表されるクルマの進化を実現すべく、新たな電子プラットフォームに刷新

いまやクルマは「ソフトウェア」で動く時代です。1台につき100個を超えるECU(Electronic Control Unit)というコンピュータが搭載され、そこに組み込まれたソフトウェアが互いに連携しながら様々な機能を実現しています。デンソーはECUの開発にも力を入れており、国内外の多くの完成車メーカーに電子システムを供給しています。しかし、既存のシステムの上に次々と新しい機能を追加してきた結果、ECUの数やソフトウェアの規模が膨れ上がり、これ以上拡張するのが難しいレベルにまで達しているのが実情です。一方、CASE(Connected・Autonomous・Shared・Electric)と呼ばれる革新がクルマにもたらされようとしているなか、それを実現するためにはさらに高度なソフトウェアが必要とされています。従来のシステムでは、もはやこうしたイノベーションに対応できなくなりつつある。そこでクルマに搭載されているECUを統合し、CASEを実現する新たな電子プラットフォームに刷新するという、そんな壮大なテーマにいま我々は挑んでいます。

クルマをスマホのように機能させる。容易ではないテーマに「前のめり」で挑む

我々がこれから成し遂げようとしているのは、わかりやすくたとえるなら、クルマをスマートフォンのように機能させること。スマホは統一されたプラットフォームの上に、様々なアプリを載せることでユニークなサービスを提供しています。それをもっとスケールアップさせた仕組みを、クルマの中でも実現していく。車内にある100個ものコンピュータを究極には一つに統合して強大なプラットフォームをつくり、その上に電動化やコネクティッド、さらには自動運転などを可能にするソフトウェアを自在に搭載することで、クルマを一気に進化させていく。いわばこれまでのクルマのあり方を考え直し、ゼロベースで再構築していくというチャレンジ。もちろん容易なことではありませんが、未来に向けてデンソーが生き残っていくためには、会社全体がワンチームになって絶対に成し遂げなければならない。いま我々が掲げているスローガンは「前のめり」。たとえ躓いても前に転んで少しでも前進しようと、そんな決意をもってこの大きなチャレンジに臨んでいます。

我々が業界でスタンダードを創り、このプラットフォームをモビリティ全般に展開したい

自動車業界は100年に一度の大変革期にあると言われていますが、私自身、いまそれをリアルに感じています。デンソーに入社して30年、クルマの常識を変えていくような開発に携わるのは初めての経験です。そしてこの大変革期は、デンソーの業界内における立ち位置を大きく変えていくと思っています。デンソーはこれまでサプライヤーとして、完成車メーカーからの仕様に沿ってシステムを開発・提供してきました。しかし、クルマのあり方そのものが革新されようとしているいま、クルマに求められるハードウェアやソフトウェアを深く理解し、それを形にできる技術力を有している我々が、業界のスタンダードを創る第一人者になり得るチャンスが訪れています。いま開発しているプラットフォームを広く社会に向けて発信し、あらゆるクルマに搭載される業界のスタンダードにしていきたい。さらにこのプラットフォームを、クルマだけではなくモビリティ全般に展開していきたい。まさにいま我々は、未来のモビリティの基盤を創り上げようとしているのです。

社会の変化を自分が起こしたと実感し、子や孫に誇れる仕事をぜひデンソーで

デンソーが秘める大きな可能性に惹かれて、国内外の有名なIT企業からデンソーに転職されたソフトウェア技術者の方々もたくさんいます。デンソーには、やりたいことを明確な意思を持って訴えれば、積極的に機会を与えてくれる文化があります。私も若い頃、会社から色々なチャンスを与えてもらって技術者として大きく成長できた。組織を率いる立場に就いたいま、今度は私が若い社員たちに機会を提供していきたい。たとえば先日、中途で入社したメンバーたちから「トップクラスのソフトウェアエンジニアが集う海外のベンチャーで修業したい」という希望があり、彼らを数ヶ月間そちらに派遣しました。そうした人材の能力開発に対する投資は惜しみません。これから20年後30年後、モビリティの形は大きく変わり、まったく違う社会になっているはず。いまこのタイミングでデンソーに参画すれば、その変化を自分が起こしたと将来実感できる。ぜひみなさんも100年に一度の大きな波に乗って、自分の子や孫に誇れる仕事をデンソーで成し遂げてほしいと思っています。

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