欧州から新しい価値を生み出していきたい。

技術系 | 海外・研究開発 | 2005年入社 西川 道夫 Michio Nishikawa

HISTORYHISTORY

  • 2005年 | 入社 
  • > 同年9月 | 熱システム開発部 
  • > 2008年 | パワトレ制御開発部 
  • > 2008年 | DP省燃費技術開発室 
  • > 2011年 | 熱システム開発部 
  • > 2014年 | DENSO AUTOMOTIVE Deutschland GmbH 
  • > 現在

MY WORKMY WORK

欧州市場のニーズを見据え、熱関連技術の開発を牽引していく。

現在、DENSO AUTOMOTIVE Deutschland GmbH(以下、DNDE)のAC R&Dに赴任しています。ここは、世界主要拠点に設置されているデンソーテクニカルセンターの一つで、欧州地域の顕在ニーズはもとより、潜在ニーズまでも見据えた熱関連技術(システム、製品等)の開発を行っています。
私自身の業務としては、例えば、CO2 エアコンシステムの各コンポーネントの量産開発プロジェクト全体を俯瞰してシステム側への影響を提示したり、製品それぞれの競争力をつける技術的・コスト的な指針を出したり。欧州市場のカスタマーニーズである低熱源対応(寒いところでの暖房や車両の熱源確保)へ向けて、欧州開発でやり切れるところと、日本と連携するところを切り分け、適宜デンソー本社へ開発の必要性を訴え、協力を得る道筋をつけています。当センターの熱関連技術開発プロジェクトすべてに関わり、開発を牽引していくことが、私の役割です。

SCHEDULESCHEDULE

  • 07:30
  • |クルマ通勤|
  • ドイツ語のラジオを聞き、語学力アップ。
  • 08:20
  • |出社|
  • まずは日本からのメールをチェックします。
  • 09:00
  • |情報共有|
  • 日本に対して発信。日本からの要求を整理。
  • 11:00
  • |打ち合わせ|
  • ローカルと情報共有。必要に応じて修正提案。
  • 12:30
  • |昼食|
  • 基本は会社のカフェテリアにてローカルとともに。
  • 13:00
  • |打ち合わせ|
  • 各担当から状況を打ち上げ、進め方を決定。
  • 15:00
  • |資料作成|
  • 多くのプロジェクトに関わっているため。
  • 19:00
  • |退社|
  • 翌日の仕事の準備を行い、退社。
  • 20:00
  • |自己啓発|
  • 自宅にて英語・ドイツ語の勉強。

MY EXPERIENCEMY EXPERIENCE

クルマ社会の変化点となる「新型燃料電池車」の冷却システム開発を先導。

技術者として嬉しいこと、それは、自分の技術が今後の世界に影響を与え、世の中の役に立つことではと思っています。
今、クルマ社会の大きな変化点と言われているのが燃料電池車です。この車両の心臓部ともいえる燃料電池スタックの冷却システムの開発責任者として、私が未来のクルマづくりに取り組んだのは海外赴任以前の2011~2013年のことでした。当時、冷却製品の実績はありましたが、冷却システムの開発・設計の経験はない。燃料電池車はエンジン車と異なる面が多いため、技術的課題のハードルが非常に高い。システムの要求仕様から仕様固めまですべてを決定し、顧客に提示しなければならない。システムの成立解を導き出すには、製品・設計担当者はもとより、製造、営業、企画担当者など、多数の関係者と膝を突き合わせ議論を交わしながらとりまとめていく必要がある。こうした状況の中で苦労を重ねましたが、自信をもって提供できるシステムを生み出すという強い信念のもと、技術にどん欲に向き合い、やりきることができたと思います。
私が開発・設計したシステムを載せたクルマは2014年より発売が開始されました。一人の技術者として、新たなクルマ社会、そして、エネルギーの未来につながっていく仕事に携われたこと、これ以上の喜びはないと思います。

西川 道夫

MY DREAMMY DREAM

日本での当たり前を、欧州でも当たり前に。

私がめざすのは、DNDEの開発力の強化です。言葉でいえば、ひと言で終わってしまいますが、日本では当たり前のようにできている開発も、現地で行おうとすると、非常に労を要します。
顧客のニーズや社会の動向から開発の方向性を定め、必要な技術に落とし込み開発を始める、といった一連の流れを日本人の出向者ではなく現地のスタッフだけで進められるようにすること。それが、己の使命と考え、取り組んでいます。具体的には、DNDEにおけるすべての開発過程で現地のスタッフを巻き込み、彼らの意思で進めることができるようにするためのチャレンジをしています。もちろん、グローバルデンソーや、熱事業グループの開発の方向性に照らして、明らかにおかしな方向に進もうとするときはしっかりと方向を正します。自らの智恵と経験すべてを注ぎ、DNDEの現場力向上を推し進めたい。そして、新しい価値を現地から発信していきたい、そう考えています。

西川 道夫

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ドイツでの日々はとにかくハードですが、おいしいビールやワイン、食事が活力の一端を支えていることは間違いありません。また、休日を利用して、国内はもちろん、近隣の国々へ気軽に旅行できることも良い刺激とリフレッシュになっています。